開幕イベント「台湾ウィーク-台湾音像-」6月13日(土)~17日(水)
台湾文化を紹介する拠点として東京・白金台の台湾の大使館に相当する台北駐日経済文化代表処に設けられていた「台北文化センター」が港区虎ノ門に移転、名称も新たに台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」と改称し、台湾文化の新たな発信基地として6月12日(金)オープンした(一般公開は13日(土)より)。
多目的イベントスペース(約90平米)、ギャラリー(約30平米)、マルチメディア資料室が設けられ、台湾の映画、音楽、出版、芸術全般について、多彩な紹介が行われる予定だ。
同センターのオープンを記念し、多目的イベントスペースにて開幕イベント「台湾ウィーク-台湾音像-」が開かれる。6月13日(土)~17日(水)の間、日替わりで人形劇団、伝統音楽、ダンス、台湾の様々なパフォーマンスグループによる公演や、台湾映画の上映会が開催され、ギャラリーでは懐かしい台湾の写真展「古い写真を通して台湾を知る―台湾の懐かしい風景と人々の生活1930s~1970s―」(6月13日(土)~8月12日(水))が開かれる。
「台湾ウィーク-台湾音像-」6月13日(土)~17日(水)
13日(土)=14時10分「台原偶戯団『萬花筒』」、15時30分「采風樂坊」、17時00分「福爾摩沙淡水走唱民謡団」。
14日(日)=14時00分「台原偶戯団『萬花筒』」、15時30分「福爾摩沙淡水走唱民謡団」、17時00分「心心南管樂坊」。
15日(月)=14時00分「心心南管樂坊」、16時00分トークライブ「古い写真を通して台湾を知る―台湾の懐かしい風景と人々の生活1930s~1970s―」。
16日(火)=16時00分「台湾映画上映会、上映作品『orzボーイズ』」。
17日(水)=14時00分「台湾映画上映会、上映作品『KANO 1931 海の向こうの甲子園』」、17時30分「台湾原住民、客家歌謡」。
※各公演の詳細はHP参照のこと。いずれも入場無料。
昨年、美術分野の交流では、「台北国立故宮博物院-神品至宝-」展(東京国立博物館、九州国立博物館)はじめ、「台湾美術院展」(渋谷区立松濤美術館)や「リー・ミンウェイとその関係展」(森美術館)、「近代書法名家 当代の草聖 于右任回顧展」(東京芸術劇場)などかつてない盛り上がりをみせた。また日本政府観光局によると2014年台湾からの訪日客が約283万人(台湾人口の約12%が来日、国別第1位)、日本人の台湾旅行者は163万人に達し、人的往来も活況を呈した。
今後同センターを通じ、日台間の益々の交流が期待される。
台北駐日経済文化代表処 「台湾文化センター」
【住所】〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
【TEL】03-6206-6180
【関連リンク】台湾文化センター