和紙造形作品に映像と音楽が融合、三位一体のインスタレーションを期間限定で展示
寺田倉庫は堀木エリ子のダイナミックで現代的な技術を融合させた「和紙」の世界観と、環境音楽家小久保隆氏とのコラボレーション展『展示×保管 「祈り」 ~Pray for Serenity~』と題したインスタレーションを7月7日(火)から31日(金)まで展示する。
堀木は「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに2700×2100mmを基本サイズとしたオリジナル和紙を制作。和紙インテリアアートの企画・制作から施工を手掛ける和紙デザイナー。今展で展示されるのは静かに大きく拡がる光を放つ直径10mにもおよぶ光の床や、和紙に七色の糸が漉き込まれた7つの光ゲートなど、 独自の手法で何層にも漉き重ねられた創作和紙。作品はすべて「和紙から生まれる祈り」をテーマにしており、和紙による美しい表現を実現するだけではなく、革新的な抄紙技術によるものだ。
和紙造形の繊細かつ大胆に「見せる」技術と、寺田倉庫が創業以来、65年以上にわたり培ってきた高水準を誇る「保管」の相反する2つの技術が重なり、伝統と革新を表現する新たな空間が生み出される。
【会期】
2015年7月7日(火)~18日(土)第1部 テーマ「宙(そら)~生命の光」
2015年7月19日(日)~31日(金)第2部 テーマ「海(うみ)~生命の水」
【会場】寺田倉庫 本社ビル5F(東京都品川区東品川2-6-10)
【TEL】0120-47-1212
【休館】土曜日・日曜日を除く祝祭日
【開館】10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】無料(来場申し込みはWebサイトまたは電話から)
【関連リンク】展示x保管「祈り」~Pray for Serenity~展公式ウェブサイト