神奈川県立近大美術館 葉山で展示替え期間を利用したユニークな試みが7月31日(金)・8月1日(土)の2日間にわたって開催される。
今回のイベントは「ムルロ工房と20世紀の巨匠たち」が終了し「若林奮 飛葉と振動」が始まるまでの展示替え期間中「からっぽになる展示室」を有効活用するもの。7月31日のパフォーマンス公演「身奏/休息」では2人のダンサーと1人のチェリストが共演し、館内を移動しながら即興でパフォーマンス。オーディエンス一人一人の立ち位置や話し声や足音や吐息までもパフォーマンスに大きく影響し、作品の一部となる。また8月1日には音楽家・蓮沼執太が企画構成する音楽イベント「葉山アンビエント」が開催。すべて電子音で構成されたクインテットによる即興演奏が繰り広げられ、各展示室にバラバラにインストールされた5人による電子音がオーディエンスを囲うように新しいアンビエント・ミュージックとして立ち上がる。
■身奏/休息
【日時】7月31日(金) 19:00~19:40(18:30開場) ※17:00より整理券配布
【会場】神奈川県立近代美術館 葉山 展示室
【料金】無料 ※申込不要
【振付・出演】島地保武(ダンサー・振付家)
【友情出演】アマンシオ・ゴンザレス(ザ・フォーサイス・カンパニー)
【音楽】古川展生(チェリスト)
■葉山アンビエント
【日時】8月1日(土) 15:00~16:00 ※13:00より整理券配布
【会場】神奈川県立近代美術館 葉山 展示室
【料金】無料 ※申込不要
【出演】
<Electronics>蓮沼執太、イトケン、比嘉了、千葉広樹、和田永、
<Performance>岩渕貞太
<Lighting>渡辺敬之
<PA>葛西敏彦
【企画構成】蓮沼執太