第19回文化庁メディア芸術祭が作品募集を開始

2015年07月07日 10:30 カテゴリ:最新のニュース

 

 

第19回文化庁メディア芸術祭の作品募集が開始された。アート、エンターテインメント、アニメ―ション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。昨年度(第18回)は世界71ヵ国・地域から3,853点の応募があり、そのうち国内からの応募数は2,035作品で過去最多、エンターテインメント部門とマンガ部門の応募数も過去最多を記録している。

 

【募集期間】

2015年7月7日(火)~9月9日(水) 日本時間18:00必着

 

【募集部門】

■アート部門

デジタル技術を用いて作られたアート作品

[インタラクティブアート、メディアインスタレーション、映像作品、映像インスタレーション、グラフィックアート(デジタル写真を含む)、ネットアート、メディアパフォーマンス等]

 

■エンターテインメント部門

デジタル技術を用いて作られたエンターテインメント作品

[ゲーム(テレビゲーム、オンラインゲーム等)、映像・音響作品(ミュージックビデオ、自主制作・広告映像等)、空間表現(特殊映像効果・演出、パフォーマンスを含む)、ガジェット(プロダクト、ツールを含む)、ウェブ(ウェブプロモーション、オープンソースプロジェクトを含む)、アプリケーション等]

 

■アニメーション部門

アニメーション作品

[劇場アニメーション、短編アニメーション、テレビアニメーション、オリジナルビデオアニメーション(OVA)等]

 

■マンガ部門

マンガ作品

[単行本で発行されたマンガ、雑誌等に掲載されたマンガ(連載中の作品を含む)、コンピュータや携帯情報端末等で閲覧可能なマンガ、同人誌などの自主制作のマンガ等]

 

【応募条件】 2014年9月3日(水)~2015年9月9日(水)までの間に完成、または、すでに完成してこの期間内に公開された作品

 

【応募】 「第19回 文化庁メディア芸術祭」公式サイトにて応募者アカウントを登録の上、審査用資料を提出

 

【賞】 

メディア芸術祭賞(文部科学大臣賞)

大 賞: 賞状、トロフィー、副賞60万円

優秀賞: 賞状、トロフィー、副賞30万円

新人賞: 賞状、トロフィー、副賞20万円

功労賞: 賞状、トロフィー

※ほか、優れた作品を審査委員会推薦作品として選定。

 

【審査委員】

■アート部門

石田尚志(画家/映像作家/多摩美術大学准教授)、植松由佳(国立国際美術館主任研究員)、佐藤守弘(視覚文化研究者/京都精華大学教授)、中ザワヒデキ(美術家)、藤本由紀夫(アーティスト)

■エンターテインメント部門

飯田和敏(ゲーム作家/立命館大学映像学部教授)、宇川直宏(現在美術家/京都造形芸術大学教授/DOMMUNE主宰)、工藤健志(青森県立美術館学芸員)、東泉一郎(デザイナー/クリエイティブディレクター)、米光一成(ゲームデザイナー)

■アニメーション部門

大井文雄(アニメーション作家)、小出正志(アニメーション研究者/東京造形大学教授)、髙橋良輔(アニメーション監督)、森本晃司(アニメーション監督)、山本浩二(アニメーション作家/東京藝術大学大学院教授)

■マンガ部門

犬木加奈子(マンガ家/大阪芸術大学客員教授)、門倉紫麻(マンガライター)、すがやみつる(マンガ家/京都精華大学教授)、古永真一(文学者/首都大学東京准教授)、松田洋子(マンガ家)

 

【選考委員(アート部門)】

小町谷 圭(メディアアーティスト/札幌大谷大学専任講師)、中尾智路(福岡アジア美術館学芸員) 、服部浩之(青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)学芸員)、松井 茂(詩人/情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授)、鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター) 他

 

昨年度第18回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子 提供:文化庁メディア芸術祭事務局

 

昨年度第18回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子 提供:文化庁メディア芸術祭事務局

 

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