美術作家・高橋秀、コラージュ作家・藤田桜 夫妻の提供によって設立された「秀桜基金留学賞」が、最終回となる第10回の募集を開始する。美術に関わる若者を対象に、海外生活を通じて日本を見つめ直し、新鮮な創作活動を行う機会を提供するもので、年間3名、それぞれ賞金300万円を授与する。募集の詳細は以下。
【申請資格】
(1) 40歳未満の日本国籍で美術に携わる者
(2) 6ヶ月以上の海外での生活体験が無い者
(3) 半年以上、一年未満の海外生活を希望する者
【募集期間】
2015年9月1日(火)~10月31日(土) 当日消印有効
【応募方法】
所定の申請書(HPからダウンロード可)に①近作10点の作品写真または美術専門分野の評論、論文②履歴書・顔写真③留学計画書④レポート「美術に携わる事で日本社会にどう関わるか」⑤受入許可書がある場合はコピーを添えて申請。
【申請先】
〒713-8126
岡山県倉敷市玉島黒崎5551
秀 art studio 内 秀桜基金事務局
【審査委員】
川﨑明德(学校法人川崎学園 学園長・名誉理事長)
黒住宗晴(宗教法人黒住教教主)
酒井忠康(美術評論家、世田谷美術館館長)
鍵岡正謹(岡山県立美術館館長、美術評論家)
竹田博志(中札内美術村館長、多摩美術大学客員教授)
藤田 桜(コラージュ作家)
高橋 秀(美術作家、倉敷芸術科学大学名誉教授)
【審査及び採択】
第1次書類審査、第2次書類審査で審査委員会の選考により10名を選出。第3次(最終)面接審査によって受賞者を決定する。受賞者の発表及び授賞式は、2016年2月~3月を予定。
【関連リンク】秀桜基金留学賞