寺田倉庫が主催する「TERRADA ART AWARD 2014（テラダ・アート・アウォード）」で最優秀賞を受賞した須永有の個展が、同社が運営するT-Art Galleryにて8月20日より開催される。同アウォードで最優秀賞を受賞した作家へのサポートの一環として行われるもの。

須永有は1989年群馬県生まれ。現在、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程に在籍。大学に入学した2010年の秋、アーティスト・村上隆が企画した「現役美大生の現代美術展‐PRODUCED BY X氏」に出品以来、現代美術という枠組みの中で生きていくことの意味を真剣に考えるようになったと話す。須永にとってアーティストとは「物事の新しい見え方を見つけたり作ったり実践する人」。その言葉を自ら体現し、表現するべく活動を続けている。

「TERRADA ART AWARD 2014」の最優秀賞に選ばれた「向こう側から」は、作家自らにとっての絵画とは？というテーマに挑戦した作品だった。今回の個展では、 さらに平面絵画の中で思考出来る多くの可能性に挑戦し、 持ち前の大胆さを活かしたダイナミックな作品を発表する。出品は、キャンバスに油彩で描いた作品の他に、紙に鉛筆やオイルパステルで描いた力強いドローイングも合わせた約20点となる。なお、8月29日（土）には、須永とアート・プロデューサーの山口裕美氏の対談が予定されている。

【会期】2015年8月20日(木)～9月2日(水)

【会場】T-Art Gallery（東京都品川区東品川2-6-10)

【TEL】0120-47-1212

【休館】月曜

【開館】火～水 11:00～18:00／木～日 11:00～19:00

【料金】無料

【関連リンク】「須永有 個展」特設サイト

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