新進作家たちの埋もれた才能を掘り起こし、日本の美術界を背負う有力な作家を出来る限り多く世に送り出すために企画された「ART AWARD NEXT」。その第3回の公開審査会が7月11日に行われ受賞作品が決定した。
今回審査にあたったのは島敦彦(愛知県立美術館館長)、山下裕二(明治学院大学教授)、山村浩一(東京美術青年会理事長)の3氏。大賞には2014年にシェル美術賞展で入選し、オーディエンス賞3位の実績がある小山久美子(1983年生まれ)が選出。賞金100万円が贈られた。その他の賞は以下の通り。審査員賞(島敦彦)=石原七生、審査員賞(山下裕二)=伊藤隆之、青年会賞=坂本藍子、白藤さえ子。
なお展覧会は10月1日(木)~4日(日)に東京美術倶楽部内の東美ミュージアム 3・4階で開催される。