「新美術新聞」2012年9月11日号を発行しました。
1面トップでは、日本画壇の重鎮・川﨑鈴彦(1925年東京都生まれ)の個展をご紹介しています。今展は、沖縄の働く女性をテーマにした初期作から、松尾芭蕉の「奥の細道」を題材にしたシリーズの最新作までの回顧的な展観。川﨑芸術の精髄を川口直宜・泉屋博古館分館長が解説しています。
インタビューコーナー「ときの人」では、10月にリニューアルオープンする東京ステーションギャラリーの館長、冨田章さんを取材しました。赤煉瓦壁の美術館として親しまれてきた東京ステーションギャラリーは今後、どのようなかたちで展開していくのか。冨田さんの目指す美術館像をうかがいました。
◆2012年9月11日号のラインナップ
【展覧会紹介】 川﨑鈴彦展(髙島屋東京店ほか)、やきものに親しむⅨ 東洋の白いやきもの(出光美術館)、能島征二展(日本橋三越本店)、竹工芸の継承・革新(大分県立芸術会館)
【美術界ニュース】 「東京芸術劇場が9月1日リニューアルオープン」
【インタビュー】 東京ステーションギャラリー館長・冨田章さん
【好評連載】 パリ通信=安部雅延 新美術時評=島尾新
【コラム・寄稿】 日々好日=木津文哉(洋画家)
「第76回新制作展を迎えて」=細谷泰茲(彫刻家、第76回新制作展委員長)
「白鳥映雪生誕百年展」=星野保彦(市立小諸高原美術館・白鳥映雪館学芸員)
北から南から=宇都宮美術館
【グラフ特集】 第29回産經国際書展
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/