漫画「ひだまりスケッチ」や、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案担当で知られる蒼樹うめの初個展が今秋、上野の森美術館にて開催される。
漫画家、イラストレーターとして現在幅広く活躍する蒼樹は、中学生時代から同人活動を開始し、武蔵野美術大学在学中はアンソロジーコミックやPCゲーム会社のWeb4コマ漫画などを執筆。2004年から『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)で「ひだまりスケッチ」の連載を開始し、2011年には「魔法少女まどか☆マギカ」でキャラクター原案を担当した。特に「魔法少女まどか☆マギカ」は、同年の第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞、2012年の第11回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞を受賞。また、漫画やアニメ、ライトノベルなどのここ10年の傑作を決める「SUGOI JAPAN」でグランプリに輝くなど、非常に高い評価を受けている。同人サークル「apricot+」を主宰している。
本展では、蒼樹の漫画原稿やイラストだけでなく、初公開の設定資料やデザイン画、本展のために描き下ろした作品などを一挙紹介。加えて仕事部屋を再現したコーナーや描き下ろし作品のメイキング映像、幼い頃の創作物やデビュー前の作品、愛用の品々も展示し、その知られざるルーツと素顔を明らかにする。会期中には、蒼樹が不定期で来場。ライブドローイングやサイン会も開催される(詳細は近日公式ウェブサイトにて告知)。
【会期】2015年10月3日(土)〜12日(月・祝)
【会場】上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
【TEL】03-3833-4191
【開館】10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
【関連リンク】「蒼樹うめ展」公式サイト