世界でも有数の演劇専門博物館として知られる早稲田大学演劇博物館が2回にわたる連続パフォーマンス講座を開講する。
10月10日に行われる1回目は舞踏家・田中泯による 「場踊り」公演を開催。1970年代から国内外で踊り、世界的に高く評価されてきた舞踊家・田中泯は2004年からは「場所で踊るのではなく、場所を踊る」ことを主題とした「場踊り」を展開。自身の生き方や踊りへの原初的な衝動に深く結びついた「場踊り」は、千変万化する状況や居合わせた人々の偶然の反応を身体で受け止め即興的に繰り広げられる。また公演後のアフタートークでは、思想家・人類学者で明治大学特任教授の中沢新一を迎える。
また11月20日の第2回ではダンサーの垣尾優と塚原悠也によるユニット、コンタクト・ゴンゾが登場。「トヨタ コレオグラフィーアワード 2014」において話題を呼んだ『訓練されていない素人のための振付コンセプト001/重さと動きについての習作』の再演および、最新作『~/002 速度と動きについての習作』を上演する。アフタートークでは、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員の国枝かつらが登壇。
田中泯「場踊り」公演
【出演】田中泯(舞踊家)
【日時】2015年10月10日(土) 17:00~18:00
【会場】演劇博物館
【定員】40名 ※事前申込制/先着順 ※参加費無料
【申込】9月10日(木)10:00より演劇博物館公式サイトで受付開始
アフタートーク
【出演】田中泯×中沢新一(思想家・人類学者・明治大学特任教授)
【日時】2015年10月10日(土) 19:00~20:00(開場18:30)
【会場】早稲田大学小野記念講堂
【定員】200名 ※事前申込制/先着順 参加無料
【申込】9月10日(木)10:00より演劇博物館公式サイトで受付開始
コンタクト・ゴンゾ「訓練されていない素人のための振付コンセプト001/002」
【出演・演出】コンタクト・ゴンゾ
【日時】2015年11月20日(金) 18:30~20:30
【会場】早稲田大学小野記念講堂
【定員】200名 ※事前申込制/先着順 参加無料
【申込】10月20日(火)10:00より演劇博物館公式サイトで受付開始