会田誠が故郷に凱旋「ま、Still Aliveってこーゆーこと」開催　新作インスタレーションも

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会田誠が故郷に凱旋「ま、Still Aliveってこーゆーこと」開催　新作インスタレーションも

2015年09月04日 15:50　カテゴリ:最新のニュース

1965年に新潟市に生まれた現代美術家・会田誠が故郷で個展「ま、Still Aliveってこーゆーこと」を開催する。

2012年には森美術館で大規模個展を開催し、翌年に第8回安吾賞を受賞、14年にはナントのブルターニュ公爵城や霧島アートの森で個展を開催するなど活躍の場を広げている会田。今年に入ってからは東京都現代美術館のグループ展に参加し、作品の撤去問題で大きな物議をかもした。

その会田のライフワークともいえるのが2008年からはじまった巨大なダンボール作品《モニュメント・フォー・ナッシングⅡ》だ。自身「僕の生涯で唯一かと思われる、多数の人々の手作業と長い時間を必要とする大型企画」と述べるほど、会田の作品の中では最も多くの人が制作に参加している。

今展では制作開始から7年を経て最大規模になった《モニュメント・フォー・ナッシングⅡ》をはじめ、会田のアイデンティティの源泉とも言える作品を紹介。また会期中には46日中30日以上、本人が美術館を訪れ、新作インスタレーション《いろは》を制作。また《モニュメント・フォー・ナッシングⅡ》にも手を加える予定となっている。