軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施する「軍艦島コンシェルジュ」(株式会社ユニバーサルワーカーズ、長崎県長崎市、代表取締役久遠龍史)は、2015年9月中旬に「軍艦島デジタルミュージアム」をオープンすると発表した。
「軍艦島デジタルミュージアム」は、炭鉱の閉山に伴い1974年に無人島となり、徐々に風化・劣化していく軍艦島の記憶を残すため、今に残る当時の資料や写真、元炭鉱夫として採掘に従事した人々の体験談のもと、最新のデジタル技術を用いて往時の軍艦島の文化や雰囲気、海底炭鉱の知られざる姿を体験できる施設。CGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用い、軍艦島への上陸を疑似体験できるという。
展示内容はUAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術を用いて再現した「映像ギャラリー」、全長30mの壁面にプロジェクションマッピングで映像を投影し、今に残る写真や動画資料をもとに当時の島の空気感を体感する「軍艦島シンフォニー」、1/150サイズの軍艦島ジオラマと映像で、目抜き通りの賑わいや祭りなどの行事を再現し、活気に満ちた当時の島の様子を感じることができる「シマノリズム」など様々なコンテンツを提供する。
【住所】長崎県長崎市松が枝町5-6
【TEL】095-895-5000
【開館】9:00〜20:00 年中無休
【料金】一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3〜6歳)500円、3歳未満無料
【関連リンク】軍艦島デジタルミュージアム