国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は2016年5月28日(土)から11月27日(日)にかけてヴェネチアで開催される「第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」の日本館キュレーターが東京理科大学理工学部建築学科教授・山名善之氏に決定したと発表した。
山名氏は1966年東京都文京区生まれ。1990年東京理科大学工学部第一部建築学科卒業。香山アトリエ/環境造形研究所を経て、フランス政府給費留学生としてパリ・ベルヴィル建築学校DPLG課程留学。パリ大学パンテオン・ソルボンヌ校博士課程。アンリ・シリアニ・アトリエ(パリ・文化庁在外派遣芸術家研修員)、ナント建築大学契約講師、フランス国立公文書館、Institut françaisd’architecture等を経て、2002年より東京理科大学工学部第二部建築学科。2014年より同理工学部建築学科に勤務。専門は建築意匠学・建築史学、アーカイブズ学で現在は国立近現代建築資料館主任建築史量調査官(兼務)、国立西洋美術館客員研究員(兼務)、Docomomo International理事、Docomomo Japan 副代表、ICOMOS Japan理事などを務めている。
展示プランなどは10月上旬に会見が行われ、発表される。