金沢美術工芸大学の同窓会組織「東京けやき会」と金沢市は14日より共催で「金沢・一号一絵展」を開催、記者発表を行った。
会場となるのは北陸新幹線開業を機に、銀座1丁目にオープンした金沢の魅力発信拠点「銀座の金沢」。その開設1周年を記念する今展では、関東在住の金沢美大同窓生が思い思いの金沢をイメージして創作した作品が展示・販売されている。出品者には日本藝術員会員の村田省藏氏をはじめ、「第6回東山魁夷記念 日経日本画大賞展」の大賞に選ばれた岩田壮平氏、元ジブリで映画「思い出のマーニー」の監督を務めた米林宏昌氏、「マンガ大賞2015」の大賞を受賞した東村アキコ氏、ナムコ「太鼓の達人」キャラクター制作者の横尾有希子氏などが名を連ねており、それぞれが1号サイズのキャンバスに「自分の金沢」を描き出している。なお会期中には展示作品の人気投票も行われる。
金沢美大は1946年に創立された石川県金沢市にある公立の美術大学で、これまでに輩出した卒業生は7,000名を数える。同窓会組織である「けやき会」は2004年から銀座で定期的に展覧会を行っており、2007年にも「一号一絵展」を開催した背景がある。
【会期】9月14日(月)~27日(日)
【会場】dining gallery「銀座の金沢」(東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ6階)
【TEL】03-6228-7733
【開場】11:00~21:00(最終日は16:00まで)
【関連リンク】銀座の金沢