国立新美術館は2016年3月16日(水)から6月13日(月)まで、世界的デザイナー・三宅一生の大規模展覧会を開催すると発表した。
2007年の開館以来、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動理念としてきた同館。今回の展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」は、三宅氏が活動を開始した1970 年から現在に至る約45年間の仕事を紹介する、これまでにない規模の展覧会となる。既成の枠にとらわれない自由な発想のもと、独自の素材づくりから始まり、「一枚の布」と身体との関係や、そこに生まれる「ゆとり」や「間(ま)」を追求している三宅は、チームと共に粘り強いリサーチと実験を行い、革新性と着心地のよさを兼ね備えた衣服を生み出している。
本展では、初期から最新プロジェクトまでの全仕事を通して、ものづくりに対する三宅一生の考え方やデザインアプローチを明らかにし、未来に向けた更なる創作の可能性を探る。
【会期】2016年3月16日(水)~6月13日(月)
【会場】国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7–22–2)
【TEL】03-5777-8600(ハローダイヤル)
【休館】火曜、ただし5月3日(火・祝)は開館
【開館】10:00~ 18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
【料金】当日一般1,300円 大学生800円
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