キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2015年度(第38 回公募)の受賞作品展「写真新世紀 東京展 2015」を、12月3日(木)から25日(金)まで、ヒルサイドフォーラムで開催すると発表した。
「写真新世紀」は、キヤノンが主催する文化支援プロジェクとして1991年にスタートし今年で25周年を迎えた。これまでの応募者総数は23,978名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として知られている。2015年度の「写真新世紀」は、創設25周年を機に、新たにオンラインによるデジタル作品(静止画・動画)の受付を開始し、昨年度を大幅に上回る1,511名の応募を集めた。その中から選出された優秀賞受賞者6名と佳作受賞者18名の受賞作品を展示。また、昨年度のグランプリ受賞者である須藤絢乃の新作個展『面影(Autoscopy)』も同時開催する。
なお会期中の12月5日(土)に、受賞者が自分の作品紹介や制作意図を語るトークショーも開催。第一部では2015年度の佳作受賞者18名が、第二部では2015年度の優秀賞受賞者6名(新垣隆太、岸啓介、迫鉄平、HALKA、松本卓也、三田健志)と昨年度のグランプリ受賞者(須藤絢乃)が登場予定となっている。また、12月12日(土)には2015年度のグランプリを選出する公開審査会を開催。審査会では、グランプリ候補の優秀賞6名による作品のプレゼンテーションと審査員との質疑応答が行われ、その後審査員の審議により、グランプリが選出される。(「グランプリ選出公開審査会」の観覧は事前予約が必要)
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