日本デザイン振興会は、主催事業であるグッドデザイン賞の新しい交流拠点として、東京・丸の内に「GOOD DESIGN Marunouchi(グッドデザイン丸の内)」を10月末に開設すると発表した。
グッドデザイン賞は1957年に創設された日本を代表するデザイン賞で、今回開設される「GOOD DESIGN Marunouchi」は、長年にわたり社会へのデザインの紹介と普及を手がけてきた同賞が、これからの社会に向けた提案や、さまざまな立場の人々との交流を行い、デザインで豊かな未来を築くためのコミュニケーション・スペースの役割を果たす。同拠点ではデザインと社会をつなぐ最前線として、企業や教育機関、各種団体などがデザインをテーマに集い、交流する拠点として、展示やセミナー、トークイベント、ワークショップなどを開催。特にグッドデザイン賞を受賞した企業やデザインを社会に広く伝えるための広報機能を持たせるとともに、来場者とのコミュニケーションを図る場として機能していくという。
また、丸の内という日本を代表するビジネスの一拠点であるとともに、観光客が多く集うエリアであることから、グッドデザイン賞受賞デザインのショールーム、東京や日本のデザイン情報の提供サービスなども行う。
GOOD DESIGN Marunouchiは運営にあたって、デザインとこれからの社会との関わりを見据えた有意義な提案をこの場で行っていくとともに、同拠点の環境形成を担うためのディレクターが就任。内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)、廣村正彰(アートディレクター 廣村デザイン事務所 代表取締役)、藤崎圭一郎(デザインジャーナリスト・東京藝術大学准教授)の3氏が務める。空間デザインは内藤廣建築設計事務所、アートディレクションは廣村デザイン事務所。
【施設名】GOOD DESIGN Marunouchi(和文表記/グッドデザイン丸の内)
【住所】東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
【TEL】03-6273-4414
【営業時間】11:00-20:00
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
【料金】無料
【営業開始日】2015年10月24日(予定)