アサヒビール株式会社は東京・墨田区にある文化施設「アサヒ・アートスクエア」の事業運営について、2016年3月末をもって終了し、閉館させることを発表した。
「アサヒ・アートスクエア」は2004年よりアサヒビールのメセナ活動の発信拠点として運営を開始。2007年以降はNPO法人アートNPOリンクとパートナーシップを組み、「未来文化の創造」「市民とアートのつなぎ手として」「地域文化への着目、地域への広がり」という3つの事業方針に沿ったプログラムを展開してきた。若手アーティストにも場を開き、美術、音楽、舞台芸術、映像、各種ワークショップ等、様々なプログラムを行ってきたことで知られている。
今回の閉館については、1989年に建設された「アサヒ・アートスクエア」が築26年を経て、老朽化が目立ってきたことが主な原因としており、同施設によると現時点で運営再開の目処は立っていないという。
※11月6日(金)追記
「アサヒ・アートスクエア」が入るスーパードライホールは存続、店舗等はこれまで通り営業を続けるとのこと。
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