高松市は11月5日、来年3月にリニューアルオープン予定の高松市美術館のシンボルマークと新しいロゴタイプを発表した。
シンボルマークは「Takamatsu Art Museum」の頭文字を、高松の街と瀬戸内の海に浮かぶ島々の景色に見立てたもので、「T」は、四国地方で最も高い「高松シンボルタワー」を、「A」と「M」は島々の景観を表し、あわせて制作されたロゴタイプとの組み合わせによって、海と島々の景色が様々に変化するように見える。
デザインは、国内外で活躍するグラフィックデザイナー・原研哉氏によるもの。原氏は「瀬戸内国際芸術祭によって、世界有数のアートゾーンとして知られるようになった高松市の美術館として、都市と海の風景をシンボライズすることは有意義だと考えました。地元の人たちにも、世界の人々にも、そして高松を故郷とする人々にも、瀬戸の島々を抱くこの土地を想起してもらえるデザインです」と制作意図を説明した。
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