プルデンシャル・アイ・アウォード 2016に小西紀行がノミネート

2015年12月11日 17:49 カテゴリ:最新のニュース

 

プルデンシャル・アイ・アウォード公式サイトより

 

2014年にプルデンシャル・アイ・プログラムによって設立された「プルデンシャル・アイ・アワード」の2016年ファイナリストが発表された。

 

今年、Chim↑Pomが大賞となる「Emerging Artist of the Year」を受賞したことで注目を集めた同賞は、アジア広域で目覚ましい活躍をするアーティストを顕彰する目的でパラレルコンテンポラリーアート、サーチギャラリー、プルデンシャルの3社によって設立されたもの。今回は「デジタル/ヴィデオ」、「インスタレーション」、「ペインティング」、「写真」、「彫刻」の5部門(前回6部門)が設置され、アジア各国の専門家から推薦された100組以上のアーティストが応募。その中から各分野3名が最終候補として発表された。

 

前回日本からはChim↑Pomを含む3組がファイナリストとなったが、今回はペインティング部門で小西紀行(1980年生まれ)が唯一のノミネート。ファイナリスト15名の展覧会は1月16日から3月27日までシンガポールのArtScience Museumで開催、授賞式は1月19日にマリーナベイ・サンズで行われ、各分野の受賞者には2万ドル、またEmerging Artist of the Yearには別途3万ドルの賞金と英サーチギャラリーでの個展開催権が与えられる。

 

なお審査員はSerenella Ciclitira(Co-Founder of Global Eye Programme and Parallel Contemporary Art)、Tsong-Zung Chang(Founder and Director, Hanart Gallery TZ)、Nigel Hurst(Director and Chief Executive, Saatchi Gallery)、南條史生(森美術館館長)、Gu Wenda(アーティすスト)、Honor Harger(Executive Director, ArtScience Museum at Marina Bay Sands)、Rosalyn D’Mello(Writer, Editor and Art Critic)の5名が務める。

 

 

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プルデンシャル・アイ・アワード、大賞にChim↑Pom

[通信アジア] プルデンシャル・アイ・アウォード:南條史生

 

 


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