受付期間は4月~6月、国内からの応募料は5000円
福岡県行橋市で2017年、国内外から彫刻作品を公募する「ゆくはしビエンナーレ」の第1回展が開催される。大賞賞金は1000万円。「後世への贈りもの」となるような質の高い作品を求め、地方自治体の公募展としては異例の額が設定された。
募集はブロンズの具象彫刻に限り、大賞作品は図書館を含む文化施設に設置される。テーマは「文化施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」で、国内外に限らず、西洋の偉人などでもよい。
大賞作品は1点のみとし、該当者無しとなる場合もあり。入賞作品から市民投票で決定する市民賞は1点で、賞金20万円。入賞作品は5点以内とし、賞金10万円。年齢、国籍は問わず、応募は1人1点または1グループ1点とし、未発表のものに限る。受付期間は4月1日~6月30日(必着)。
応募方法は、応募申込書に必要事項を記入の上、条件を満たしたマケット及び頭部像の写真データまたは映像を送付。応募料は日本国内の場合5000円、海外からの場合は無料。審査委員は後小路雅弘(九州大学大学院教授)、峯田敏郎(彫刻家)、鈴木重好(美術編集者)、田中純(福岡県行橋市長)の4氏が務める。7月の第1次審査で入賞作品を選定し、9月の第2次審査で大賞を決定。大賞授賞式は、2017年3月を予定している。
■問合せ
ゆくはし公募彫刻展実行委員会事務局
〒824‐0005 福岡県行橋市中央1‐9‐2
E‐mail: chokoku@yukuhashi-biennale.jp
【関連リンク】 ゆくはしビエンナーレ 公式ホームページ