SCAI THE BATHHOUSEが駒込に新スペース「Komagome SOKO」オープンへ

2015年12月22日 15:46 カテゴリ:最新のニュース

 

谷中にギャラリーを構えるSCAI THE BATHHOUSE(以下SCAI)が駒込に新たなスペース「Komagome SOKO」をオープンさせることが分かった。

 

Komagome SOKOのオープンは2016年3月下旬を予定しており、SCAIの2次的な会場として展覧会なども行う予定だという。SCAIは200年の歴史を持つ由緒ある銭湯「柏湯」を改装し、1993年にオープンした東京を代表するギャラリー。名和晃平や宮島達男などの国内アーティストだけでなく、アニッシュ・カプーアやアピチャッポン・ウィーラセタクンなど海外のアーティストも取り扱っており、強い存在感を示している。新スペース開設でギャラリーの活動がどのように拡張されるのか注目したい。

 

なおSCAI THE BATHHOUSEでは新年第一弾の展覧会として2016年2月5日(金)から3月5日(土)までイギリス人アーティスト、ダレン・アーモンドによる同ギャラリー7年ぶりの個展「陽の光のかげで」(“Within The Shadow of The Sun”)が開催される。2014年に水戸芸術館現代美術ギャラリーで大規模個展「追考」を開催したことが記憶に新しいダレン・アーモンド。同展ではロサンゼルスのグリフィス天文台の太陽観測望遠鏡から見える太陽を、作家自身がiPhoneで撮影した映像作品《Hand-Held Sun》(2015年)を中心に、平面作品シリーズ「In Reflection」(2015年-)、「Timescapes」(2015年-)などの新作が発表される。

 

 

【関連リンク】SCAI THE BATHHOUSE

 


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