英国王立芸術院(ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ、以下RA)は21日、オンライン上で中国人アーティスト、アイ・ウェイウェイの個展「Ai Weiwei 360」を開始した。
Explore #AiWeiwei with curator commentary and artist interviews. #AiWeiwei360 is live now! https://t.co/XWMUCATuxx pic.twitter.com/NIXKPwkcqK
— Royal Academy (@royalacademy) 2016, 1月 21
この展覧会は昨年9月から12月にかけてRAで行われた「アイ・ウェイウェイ展」を完全デジタル化、オンライン上で公開するという画期的な試み。同展ではRAディレクターのティム・マーロウとウィキリークス創立者のジュリアン・アサンジがメッセージを発信し、ツアーがスタートする。閲覧者は会場内を好きに回遊することができるほか、展覧会のタイトル通り、360度全方向を見わたすことができる。また作品ごとにつけられた「目玉マーク」をクリックすると、音声付きの解説映像によってより詳細に作品を知ることも可能。アイ自身によるインタビュー映像もあるので是非チェックしてほしい。
同展はPCはもちろん、スマートフォンにも対応。またGoogle CardboardやSamsung Gear VRといったバーチャルリアリティのデバイスでも見ることができ、これまでのオンライン展覧会とは全く異なる臨場感ある体験をすることも可能となっている。同展の会期は2016年11月20日まで。