公益財団法人菊池美術財団が主催する第5回「菊池ビエンナーレ」では現在、作品を募集中である。

本展は、21世紀の陶芸界の新たな展開を探ることを目的に創設された公募展で、2004年度より隔年で実施されている。第1回展の応募総数は123点、前回の第4回展（2010年度）は応募総数が423点を数え、回を重ねるごとに注目度が高まっている。

今回の応募資格は、陶芸における創作活動を行う者であること。応募は1人1点で、応募日の1年以内に制作された未発表作品であること。今回より、出品料5000円が必要となる。応募は所定の応募用紙および作品の画像データを菊池寛実記念 智美術館（〒105－0001東京都港区虎ノ門4－1－35西久保ビル）まで送付のこと。締切は2012年10月20日(土)（必着）。大賞1点には100万円が贈られる。審査員長は菊池智（公益財団法人菊池美術財団理事長）、審査員は林屋晴三（菊池寛実記念 智美術館館長）、乾由明（京都大学名誉教授）、鈴木蔵（陶芸作家）、榎本徹（岐阜県現代陶芸美術館館長）、唐澤昌宏（東京国立近代美術館工芸課長）が務める（敬称略）。

作品展示は、2013年4月中旬から6月下旬を予定している。募集要項など詳細は美術館HPまで。