共同通信は政府が26日の閣議で、文化庁の青柳正規長官の後任に東京藝術大学学長の宮田亮平氏を充てる人事を決めたと報道した。青柳長官は7月7日までの任期を残して辞任する。
宮田氏は4月1日付けで長官に就任、任期は2018年3月末まで。官僚出身者以外の長官起用は6人目で、第22代文化庁長官となる。
同氏は金属工芸作家としてイルカをモチーフにした作品《シュプリンゲン》などで知られ、現在は日展理事も務める。また文化審議会の会長のほか、現在は2020年東京五輪・パラリンピックの「東京2020エンブレム委員会」の委員長として新エンブレムの選考に当たっている。
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