福井欧夏の小品展が初開催 本質を見つめ描く写実絵画

2016年03月23日 18:10 カテゴリ:最新のニュース

 

 

女性が纏う独特の空気を、柔らかいタッチで表現する福井欧夏(1968年広島県生まれ、武蔵野美術大学大学院修了)。日展や白日会を中心に活躍する画家の、初の油彩画による小品展が開催される。

 

現代の作家にはめずらしく、写真を使わずに徹底した現場主義をとって制作する福井。モデルを見つめ描く時間は、「本質を見つめる時間」でもあるのだろう。

 

今展では4~10号の女性像10点と、レモンを描いた3号の静物画2点、計12点の新作を発表。ギャラリーアートもりもとでは2012年と14年に色鉛筆のドローイング展を開催しているが、油彩画のみの個展は8年振りだという。小さな画布に丹念に描きこまれる、臨場感と優しい光に満ちた写実表現を堪能したい。

 

福井欧夏 小品展

【会期】 2016年4月1日(金)~9日(土)
【会場】 ギャラリーアートもりもと(東京都中央区銀座3-7-20 銀座日本料理会館2階)
【TEL】 03-5159-7402
【休廊】 会期中無休
【開廊】 10:30~18:30

 

【関連リンク】 ギャラリーアートもりもと

 


関連記事

その他の記事