草間彌生、「フットプリンツ・オブ・ライフ」をハワイ初展示へ 

2016年03月31日 10:38 カテゴリ:最新のニュース

 

 

2017年春に誕生する「ホノルル・ビエンナーレ」に先立ち、特別先行イベントとして、草間彌生の作品 「フットプリンツ・オブ・ライフ」がホノルル・ビエンナーレ・ファウンデーションとパートナーシップを結ぶザ・ハワードヒューズ・コーポレーションの協賛により展示されている。(5月13日まで)

 

展示会場は、ホノルルの中心部で再開発が進む「ワードビレッジ」内にあるホノルル ワードビレッジ ショールーム。展示作品は、アメリカ、アジア、太平洋地域からのアーティストに脚光を当てることに焦点をおいたホノルル・ビエンナーレ・ファウンデーションのビジョンを反映したものであり、近隣住民と観光客が気軽にアートに触れることができる機会を提供するという目的の一つを具現化したもの。

 

また、同作は草間彌生にとってハワイ初の展示となるためアート界からの注目も高く、来年のビエンナーレ発足に向けて制作が予定されている、ハワイの空間を意識した氏の新作にも期待が寄せられている。

 

 

なおホノルル・ビエンナーレを指揮するのは森美術館館長の南條史生氏で、屋内でのアート作品の展示はもとより、彫刻などの屋外での展示をコミュニティエリアや歴史的地域、公共地区などで開催される予定。

 

今回のビエンナーレについてホノルル・ビエンナーレ・ファウンデーションの創設者の一人であるイザベラ・エラーへ・ヒューズ氏は「美術に造詣の深いキュレーターである南條氏と共に開催する数々の屋内外の展覧会を通して、アートの多様性を多くの皆様に紹介できると確信しています。地元ハワイをはじめ世界各国の類稀なる才能の持ち主にスポットライトを当てるホノルル・ビエンナーレは、多くのビエンナーレの中でも非常に有意義なビエンナーレとなるに違いありません」と語っている。

 

 


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