文化審議会は4日、第16期委員総会を開催し、同会の新会長に国立西洋美術館長・馬渕明子氏を選任した。
文化審議会は文部科学大臣の諮問機関として、文化の振興及び国際文化交流の振興に関する重要事項を調査審議し、意見を述べることなどが主要事務。
今回会長に選ばれた馬渕氏は1947年神奈川県生まれの美術史家。青山学院女子短期大学助教授や日本女子大学教授を経て、2013年に国立西洋美術館館長ならびに独立行政法人国立美術館理事長に就任。また現在、ジャポニスム学会の会長・理事や公益財団法人日本サッカー協会副会長も務めている。
馬渕氏の任期は2017年3月19日まで。
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