着物に身を包んだ現代の女性をモデルに、装飾に富んだ華やかな画面を描き出す洋画家・青柳ナツエ(1952年東京都渋谷区生まれ)の個展が5月、髙島屋大阪店にて開催される。
美術商の父を持ち、幼いころから絵画や工芸に触れて過ごした画家は、女子美術大学在学中より女流画家協会、新制作協会展に出品。一陽展への出品(~05年)を経て、現在は個展やグループ展を中心に発表を続けている。
関西で初の個展となる今展では、菊花舞う荘厳な背景に華々しい着物の乱れ姿が艶やかな「翡翠の章」をはじめ、150号の大作から小品まで新旧約25点を出品。蒔絵を思わせる金の背景に、古い着物の華やかさと現代女性の瑞々しい美しさが際立つ“新しい美人画”を堪能してほしい。
【会期】2016年5月11日(水)~17日(火)
【会場】髙島屋大阪店 6階 美術画廊(大阪市中央区難波5-1-5)
【TEL】06-6631-1101
【営業時間】10:00~20:00 ※最終日は16:00閉場
【関連リンク】髙島屋大阪店 「青柳ナツエミュージアム」(画家公式サイト)