5月12日(木)に開幕する日本最大のアートフェア「アートフェア東京」にあわせ、美術機関が連携する「東京アートウィーク」が開催。東京都現代美術館、森美術館、アートフェア東京2016でトークやシンポジウム、演劇作品の上演などが行わる。
アートフェア東京ではシンポジウム「芸術の向かう先」と題し、2020年東京五輪に向け、文化芸術を巡る国や都の文化機関の方向性を話し合う。登壇者は森司(アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長)、吉本光宏(ニッセイ基礎研究所 研究理事)、椿昇(アーティスト、京都造形芸術大学美術工芸学科学科長)、モデレーターは小澤慶介(一般社団法人 アート東京 キュレーター)。
また「六本木クロッシング2016」が開催中の森美術館ではトークセッション「未来の家族-科学と生命の可能性-」として同性カップルの間に誕生する子どもをテーマにした長谷川愛の作品をてがかりに、科学と生命、未来の家族のかたちについて議論。長谷川愛(アーティスト)、スプツニ子!(アーティスト、MITメディアラボ助教)、牧村朝子(タレント、文筆家)、八代嘉美(京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授)が出演する。
東京都現代美術館「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」では外の刺激+フランケンズによる「見えない演劇」が上演、美術館敷地内各所および講堂、地下2階企画展示室などで「見えない演劇」が行われる。
なお最終日の5月15日(日)にはクロージングパーティーがEARTH+ gallery(1階)・gallery COEXIST-TOKYO(2階)にて開催。「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」から遠藤麻衣と齋藤はぢめが、「六本木クロッシング2016」から片山真理がゲストとして参加する。
各イベントの参加方法・料金等詳細は「東京アートウィーク」公式ウェブサイトをチェックしてほしい。
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