ポルトガル人アーティストのアンドレ・プリンシペ(André Principe)とマルコ・マルティンス(Marco Martins)が6名の日本人写真家の日常を16ミリフィルムで追ったドキュメント映画『TRACES OF A DIARY – 日記をたどる』が3日間限定で神宮前・VACANTで上映される。
『TRACES OF A DIARY – 日記をたどる』は、森山大道、荒木経惟、中平卓馬、ヒロミックス、梶井松陰、吉行耕平といった6名の日本人写真家の日常を約1年半かけて追って制作された記録映像作品。撮影を通じて、日本人写真家達のイメージの制作プロセスやストーリーテリング、日記式表現の本質を追求し、ロシア・ソ連時代に作られたレンジファインダーカメラ「クラスノゴルスク3」でシナリオを設けずに偶発性を取り込みながら写真家達を記録、時には記録者自らが映像に映り込み、写真家らと会話を交わすさながら道中記のような記録映像作品となっている。
今回行われる上映会では作者の一人であるアンドレ・プリンシペがポルトガルより来日。同作の撮影時にアンドレ・プリンシペによって撮りためたものから作られた写真集「TOKYO DIARIES」(Pierre von Kleist editions) や、その他出演作家の関連書籍の販売も行われる。
「TRACES OF A DIARY – 日記をたどる」特別上映会
【日時】6月29日(水)~7月1日(金) 19:00~20:30(開場18:30)
【会場】VACANT(東京都渋谷区神宮前3-20-13 2F)
【料金】当日1,200円(前売り1,000円)
【定員】各回100名
▶前売りチケット予約はこちら ※当日チケットは前売チケットの残数がある場合にのみ販売。
【主催】shashasha / twelvebooks
【協賛】ポルトガル大使館 / タカ・イシイギャラリー
【後援】日本芸術写真協会(FAPA)/ Pierre von Kleist editions
■ペドロ・コスタ & ルイ・シャフェス作品集「Familia Aeminium」(Pierre von Kleist editions) 刊行記念トーク & サイン会
【日時】6月30日(木) 21:00~22:00
【会場】VACANT
※「Traces of a Diary」上映終了後、そのまま同会場でのイベント開催となる。
※同イベントは参加無料。トーク&サイン会のみの参加も可能。