東京都現代美術館・長谷川祐子氏、7月1日付で同館参事に就任

2016年07月06日 13:33 カテゴリ:最新のニュース

 

東京都現代美術館の学芸担当課長・長谷川祐子氏が7月1日付で同館参事に就任していたことが分かった。

 

長谷川氏は1979年に京都大学法学部を卒業後、1989年に東京芸術大学大学院を修了。水戸芸術館現代芸術ギャラリーやNY・ホイットニー美術館研修、世田谷美術館、金沢21世紀美術館を経て、2006年より東京都現代美術館に勤務。これまで「イスタンブール・ビエンナーレ」(2001年)、「上海ビエンナーレ」(2002年)「ヴェネチア・ビエンナーレ第50回国際美術展」日本館コミッショナー(2003年)や「シャルジャ・ビエンナーレ」(2013年)などの国際展を手掛ける一方、同館ではチーフ・キュレーターとして「うさぎスマッシュ展」(2013年)、「ガブリエル・オロスコ展」(2015年)、「オスカー・ニーマイヤー展」(2015年)などを企画してきた。

 

長谷川氏が就任した「参事」のポストはこれまで存在しておらず、今回新たに設置されたもの。任期は定められていない。また展覧会の企画などについては今後も関わっていくという。同氏は現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻の教授も務めており、当面は2足の草鞋となる。

 

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