上野「文化の杜」新構想実行委員会(北郷悟会長)は、上野地区の文化施設を網羅した共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」を8月15日(月)に開始する。同パスポートは今年の1~5月に初めて発売され好評を博したもので、今回は国立西洋美術館の世界遺産登録を記念したデザインの特別仕様となる。
今回利用対象となるのは、国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、上野動物園、下町風俗資料館、旧岩崎邸庭園、朝倉彫塑館、書道博物館の計8施設の常設展等(いずれも期間中各1回)と、東京都美術館の特別展「木々との対話─再生をめぐる5つの風景」(2016年7月26日~10月2日)と「TOKYO 書 2017 公募団体の今」(2017年1月4日~1月15日)のいずれか1回。加えて、国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館、東京藝術大学大学美術館で開催される指定の特別展に100円引きで各1回入場できる。東京藝術大学大学美術館、東京文化会館、国立国会図書館国際子ども図書館、上野の森美術館、国立近現代建築資料館の5館では、パスポート持参者にポストカードを配布する。
さらに、楽しみながら14施設を回れるよう、案内マップを兼ねた「見どころ発見!スタンプラリー」も付属。施設を回って7個以上スタンプを集めると、UENO WELCOME PASSPORTオリジナル・クリアファイルがもらえる。
利用期間は2016年8月15日(月)から2017年1月31日(火)まで。販売価格は税込2,000円。利用対象施設のチケット窓口(一部を除く)のほか東京都美術館ミュージアムショップ、東京藝術大学大学美術館ミュージアムショップ、エキュート上野、松坂屋上野店、浅草文化観光センターなどで購入できる。インターネット販売は上野「文化の杜」ポータルサイト内。
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