10月1日より、横浜美術館にて「BODY/PLAY/POLITICS」展が開かれる。
今展で紹介するのは、歴史を通じて作り上げられた「身体が生み出すイメージ」を題材とする6作家。森美術館の「アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術」(2006年)でも取り上げられたイギリス作家インカ・ショニバレ MBEをはじめ、マレーシアの女性作家イー・イラン、映画監督としても知られるタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン、ベトナムを拠点に活躍するウダム・チャン・グエンが出品。日本からは昨年「木村伊兵衛写真賞」を受賞した石川竜一と、2014年に愛知県美術館の「これからの写真」展でも紹介された田村友一郎が参加する。
アピチャッポン・ウィーラセタクンは、日本初公開となるビデオ・インスタレーションを出品。今年さいたまトリエンナーレなど国内の様々なイベントで取り上げられ「アピチャッポン・イヤー」と称されるほど注目を集めている。展覧会初日にはアーティスト・トークも開催する。また同館では初展示となる石川竜一は、未発表の新シリーズを公開。会期中にはミヤギフトシらとのグループ「野生派」によるライブ・パフォーマンスが行われる。
ヨーロッパとアフリカ、東南アジア、そして日本。詩的に、時にユーモラスに、身体を通じて立ち現れる歴史と向き合い、新たな意味を見出そうとする現代作家たちの作品に出会えるだろう。
【会期】2016年10月1日(土)~12月14日(水)
【会場】横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
【TEL】045-221-0300
【休館】木曜、11月4日(金) ※ただし11月3日(木・祝)は無料開館
【開館】10:00~18:00 ※10月28日(金)は20:30まで開館 (入館は閉館30分前まで)
【料金】一般1,500円 大学・高校生1000円 中学生600円 小学生以下無料 65歳以上1,400円
【関連イベント】
■アーティスト・トーク
出演: ウダム・チャン・グエン、アピチャッポン・ウィーラセタクン
日時: 2016年10月1日(土) 13:45~16:30(13:15開場)
会場: 横浜美術館円形フォーラム
参加費: 無料
定員: 100名(事前申込不要、先着順)※日英逐次通訳
■アジア・アートウィーク フォーラム 「波紋-日本、マレーシア、インドネシア美術の20世紀」
登壇: [第1部]河田明久、イー・イラン、小勝禮子、木村絵理子 [第2部]アンタリクサ、小野耕世、山野真悟
日程: 2016年10月2日(日)
時間:[第1部]13:00~16:00(12:30開場)[第2部]17:30~20:30(17:00開場)
会場: [第1部]横浜美術館円形フォーラム [第2部]高架下スタジオSite-D集会場(横浜市中区黄金町1-2番地先)
参加費: 無料
定員: 各部100名(事前申込不要、先着順)※日英逐次通訳
■ライブパフォーマンス 野生派:curryなる3つめの事故(wifiじゃないから聞こえないっす)
出演: 野生派[石川竜一+吉濱翔+ミヤギフトシ+渡辺郷+ルーベン・キーハン+木村絵理子]
日時: 2016年10月28日(金) 19:00~20:30(※当日、横浜美術館は20:30まで開館)※アフタートークあり
会場: 横浜美術館グランドギャラリー
参加費: 無料(事前申込不要)
《チケットプレゼント》
同展の招待券を5組10名様にプレゼントいたします。メールのタイトルに「横浜美術館チケットプレゼント」とご記入の上、①郵便番号・住所 ②氏名 ③年齢 ④職業 ⑤当サイトへのご意見 ⑥今後当サイトで取り上げてほしいコンテンツ を以下のメールアドレスまでお送りください。
present@art-news.co.jp
締切:9月15日(木)必着
【関連リンク】BODY/PLAY/POLITICS展公式サイト