「新しい美の発見と創造」という考えのもと、100年近くにわたって活動を続けてきた東京・銀座の資生堂ギャラリーが、新進アーティスト公募プログラム「shiseido art egg」第11回の応募受付を、11月1日(火)より開始する。
「shiseido art egg」では、活動理念、作品のクオリティー、そして「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しようとしているのか」によって3名(組)のアーティストを選出し、同ギャラリーでそれぞれの個展を開催。選出されたアーティストには制作補助金として30万円が授与され、また、ギャラリー学芸員や専門の展示スタッフの協力、展覧会記録カタログの作成等、様々なサポートが実施される。
さらに展覧会終了後、多様な分野で活躍する3名の審査員によって「shiseido art egg賞」が決定され、賞金20万円が贈呈される。
第10回では、全国より集まった370件の応募より川久保ジョイ(1979年トレド生まれ)、GABOMI.(1978年高知県生まれ)、七搦綾乃(1987年鹿児島県生まれ)が選ばれ、枯れゆく植物をモチーフに、不気味さを内包する木彫作品を誠実につくりあげた七搦綾乃が、shiseido art egg賞を受賞している。審査員は石川直樹、小沢剛、藤野可織の3氏。
【応募受付期間】
2016年11月1日(火)~15日(火)
【応募資格】
作品ジャンル、国籍、年齢不問(ただし、日本国内在住者に限る)。ユニットやグループなど複数名での応募も可。
【応募方法】
ポートフォリオ:A4ファイル1冊に以下の内容をまとめてレターパックにて送付
①所定の応募用紙 (ダウンロードはこちら)
A. エントリー用紙 B. 展覧会プラン記入用紙
②過去の作品写真や活動記録など
【審査員】(敬称略・順不同)
岡部あおみ (美術評論家/資生堂ギャラリーアドバイザー)
水沢勉 (神奈川県立近代美術館館長/資生堂ギャラリーアドバイザー)
資生堂ギャラリー学芸スタッフ
【入選者発表】
2017年1月上旬ウェブサイトにて発表
【shiseido art egg 賞発表】
2017年9月下旬頃ウェブサイトにて発表
【ポートフォリオ送付先】
〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5
株式会社 資生堂 「資生堂ギャラリー公募展受付事務局」
※問合せは資生堂ギャラリー(TEL03-3572-5120)まで。
【関連リンク】 資生堂ギャラリー「shiseido art egg」