鷹野隆大 2年ぶりの個展が開催 距離や時間、都市の人影写し取った新作を発表

2016年11月16日 15:53 カテゴリ:最新のニュース

 

 

写真家・鷹野隆大の2年ぶりの個展が、恵比寿・NADiff Galleryと新宿・Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuの2ヵ所で開催される。

 

「セクシュアリティ」「都市」「近代」等といったテーマを基軸とする鷹野は、人々の慣習を形成する社会的・歴史的なまなざしについての批評的な考察から多数の写真・映像作品を発表してきた。

 

NADiff Galleryの「距離と時間」展では、東京タワーや自らの顔をモチーフに1998年から現在まで一日も欠かさず撮り続けている「毎日写真」シリーズと、光をテーマにモノクロフィルムで撮影している「Photo-Graph」シリーズから、「距離」「時間」という2つのテーマで選び取った作品により構成。展覧会初日には新藤淳(国立西洋美術館研究員)と鷹野のトークイベントも開催される。

 

 

 

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuの「光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる」展では、都市を行き交う人々の影を写した新作を発表。これまで身体と都市をそれぞれ別個にテーマとしてきた鷹野にとって、都市の人影を被写体とした今回の作品は、その両者をつなぐ新たな試みとも言える。同名の新作写真集も600部数で発売される。

 

『光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる』 2016年11月中旬発売予定 ¥5,500(税別)

 

【展覧会】距離と時間

【会期】2016年11月26日(土)~2017年1月9日(月・祝)

【会場】NADiff Gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F)

【TEL】03-3446-4977

【休廊】月曜(祝日のとき翌日)、2016年12月29日~2017年1月3日

【開場】12:00~20:00

【料金】無料

【関連イベント】OPENING TALK「写真」の中を覗きこむ
出演:新藤淳(国立西洋美術館研究員)、鷹野隆大
日時: 11月26日(土) 14:00~15:30
会場: NADiff a/p/a/r/t 店内
定員: 50名
参加費: 1,000円/NADiffでの新刊写真集購入者は無料

 

【展覧会】光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる

【会期】11月26日(土)~12月24日(土)

【会場】Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京都新宿区西新宿4-32-6)

【TEL】03-6276-6731

【休廊】日・月曜、祝日

【開場】12:00~19:00

【料金】無料

 

【関連リンク】NADiff  YUMIKO CHIBA ASSOCIATES

 

 


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