2012年9月に開館10周年を迎えるポーラ美術館（神奈川県・箱根）が、開館10周年を記念したトークイベントを東京・銀座のポーラミュージアムアネックスで開催。ポーラ美術館館長の荒屋鋪透氏や同館学芸員を講師に迎え、同館で開催中の開館10周年記念展「コレクター鈴木常司―美へのまなざし」をさまざまなテーマから紹介していく。

9月11日(火)に開催され、同館学芸課長の岩﨑余帆子氏が本展覧会の舞台裏、見所を解説した第1回に続いて、10月23日(火)に開催される第2回では同館館長の荒屋鋪透氏が講師として登場。ポーラ美術館のコレクションを築いた鈴木常司はどのような生き方をした人であったのか、芸術に魅せられたひとりの実業家の生涯を紹介する。

展覧会第Ⅱ期（10月5日～2013年2月26日）に特集展示され、鈴木のコレクションの中でもとりわけ重要な作家であるのが印象派の巨匠・クロード・モネ。12月13日(火)に開催される第3回では、同館学芸員の島本英明氏が計19点を数える鈴木のモネ・コレクションを通じて「モネ・コレクターとしての鈴木常司」の美意識を探る。

第2回、第3回ともに開催時間は14：00～15：30、定員100名（応募多数の場合抽選）。参加費無料。参加希望者はEメールで、件名に「参加希望日」と「トークイベント参加」、本文に名前・合計参加人数・電話番号を明記の上、entry-annex@po-holdings.co.jp宛に送信。第2回の申込み締切は10月2日(火)、第3回の申込み締切は11月22日(木)。問合せはポーラミュージアムアネックス（TEL: 03-3563-5501）まで。

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