40歳以下の作家を対象に、写実絵画作品を募集する全国コンクール「ホキ美術館大賞」の第2回展が開催され、各賞が決定した。
大賞には、鶴友那氏《ながれとどまりうずまききえる》が決定。鶴氏は1987年広島県生まれ。佐賀大学大学院修了後、新生堂、Gallery Suchiなどで個展を開催してきた。「生きる」をテーマとして制作し、「異なる価値観を持っていても、五感で感じるものや、生きていることは共有できるのではないか」と受賞作品に言葉を寄せる。全国各地からの応募作93点より、写真による第一次審査は51作品が通過し、保木将夫・同賞創設者と保木博子・同館館長の審査によって各賞が選出された。大賞賞金は150万円。
準賞には後藤勇治《ガスタンクのある風景》が決定(賞金70万円)。来場者の投票によって決まる「特別賞」も予定される(投票は2017年2月末まで)。入選作品37点による展覧会は、以下の会期で開催中。なお、「第3回ホキ美術館大賞」は、2019年の開催を予定している。
また、同時開催の「ホキ美術館新規収蔵作品&常設展示」では、石黒賢一郎、小尾修、羽田裕、塩谷亮、藤田貴也といった作家の新たな収蔵作品を楽しむことができる。
【展覧会】第2回ホキ美術館大賞展
【会期】2016年11月18日(金)~17年5月15日(月)
【会場】ホキ美術館(千葉市緑区あすみが丘東3―15)
【TEL】043-205-1500
【休館】火曜、12月30日~1月1日、ただし火曜が祝日の場合は開館し、翌平日が休館
【開館】10:00~17:30(入館は17:00まで、12月29日のみ16:30閉館)
【料金】一般1,800円 大・高校生・65歳以上1,300円 中学生900円 小学生以下無料
【関連リンク】ホキ美術館
《チケットプレゼント》
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