日本毛織株式会社(本社:大阪市)が、千葉県市川市で運営するニッケコルトンプラザの一角を会場とする野外クラフト展「工房からの風」第15回展の応募受付が開始された。本プロジェクトは公益社団法人企業メセナ協議会「メセナアワード2016」でメセナ大賞に選ばれている。
2001年から開催されている同展は、陶磁器・木工・金工・染織など自然の恵みを素材に手仕事で作品を制作する、プロまたは明確にプロを目指す新人作家を対象に、毎回公募によっておよそ50名の出品作家を決定。選ばれた出品者には、ディレクターの稲垣早苗を中心としたスタッフが半年間にわたって作家としての必要なスキルを伝授、作家同士の交流も促すなど、新人作家の登竜門として機能するだけでなく、充実した支援により育成にも貢献している。例年2日間の会期で約20,000人が来場し、うち7割は地元の住人でファンも多い。
第15回展は、2017年10月14日(土)・15日(日)に開催。今回より二回に分けて募集が行われる。応募受付期間は第一次が2016年12月1日(木)~20日(火)、第二次が2017年3月5日(日)~3月25日(土)。応募は期間中にweb登録および、①記入済みの応募用紙、②作品写真(制作内容が伝わり、かつ出品予定の作品に近い2年以内に制作したもので6~10枚程度)、③82円切手をニッケコルトンプラザ管理事務所内「工房からの風」係(千葉県市川市鬼高1-1-1)まで送付のこと。
【詳細・問合せ】工房からの風
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