美術活動の盛んな神奈川県における歴史と実績ある公募展として、今年で第53回を迎える「神奈川県美術展」。新進芸術家の登竜門としても高く評価されており、前回の第52回展では平面立体、工芸、書、写真の4部門合わせて1,284点の応募作品の中から410点が入選した。今年も独創性あふれる作品を広く全国から募集する。

■応募部門

平面立体・工芸・書・写真（4部門）

■応募資格

全国どなたでも応募可。年齢・所属・国籍不問

■応募方法

全部門とも「作品応募要項」に添付された出品申込書等に必要事項を記入し、出品料を持参のうえ、2017年5月13日(土)・14日(日)　10:00～16:00に神奈川県民ホールギャラリー（横浜市中区山下町3-1）に作品を搬入

■出品料

【平面立体・工芸・書】1点につき7,000円
【写真】3枚まで5,000円　※4枚目以降、1枚につき2,000円

■賞

【大賞】平面立体部門：1名（賞金200万円）、工芸・書・写真部門：各1名（賞金各50万円）
※その他　準大賞、特選、かながわ賞、県立近代美術館賞ほか

■入賞・入選作品 展覧会

《本展》
【会場】神奈川県民ホールギャラリー（入場無料）
【会期】1期展［平面立体］　2017年6月14日(水)～21日(水)
2期展［工芸・書・写真］　2017年6月24日(土)～7月1日(土)
【開場】10:00～18:00（両期とも最終日は14:00まで）

《厚木巡回展》※入賞作品と厚木市及び厚木市周辺在住者の入選作品の一部を展示
【会場】厚木市文化会館 展示室（入場無料）
【会期】2017年7月3日(月)～14日(金)　※7月4日(火)、10日(月)、11日(火)は休み
【開場】10:00～17:00

■審査員
【平面立体】
尾長良範（武蔵野美術大学教授、創画会会員）　近藤昌美（東京造形大学教授）
沢山 遼（美術評論）　水沢 勉（神奈川県立近代美術館館長）　ミヤケマイ（美術家）

【工芸】
小川郁子（日本工芸会、ガラス切子作家）　川口 淳（陶芸家）　古伏脇 司（漆造形作家）
笹山 央（工芸評論、多摩美術大学非常勤講師）　留守 玲（金属造形家、多摩美術大学非常勤講師）

【書】
麻生泰久（書評論家、月刊「書道」編集長）　川口流坡（読売書法会／漢字）
斎藤紫香（読売書法会／かな）　船本芳雲（毎日書道会／近代詩文書）
山中翠谷（毎日書道会／少字数）

【写真】
伊奈英次（東京綜合写真専門学校校長）　上野 修（写真評論家）
大西みつぐ（写真家、大阪芸術大学客員教授）　関次和子（東京都写真美術館学芸員）
渡部さとる（写真家）

■問合せ
神奈川県美術展委員会事務局（〒231-0023 横浜市中区山下町3-1 神奈川県民ホール事業課内）
TEL: 045-662-5901（代表）　FAX: 045-641-3184

【関連リンク】 第53回神奈川県美術展

第52回展大賞作品　左上：（平面立体）堀家由紀子《あんたがたどこさ》
左下：（工芸）小田伊織《宵明け前》　右：（書）神山紅雲《王漁洋詩二首》

第52回展大賞作品（写真） 小柴みなみ《正直な人》