関ジャニ∞横山・丸山が東近美で「プレミアム」な鑑賞体験! 高村光太郎《手》の裏側をみる

2017年06月30日 19:11 カテゴリ:最新のニュース

 

 

高村光太郎《手》

高村光太郎《手》と東京国立近代美術館企画課長の蔵屋美香

 

6月30日、「プレミアム“カルチャー”フライデー」PRイベントが東京国立近代美術館で開かれ、文化庁長官の宮田亮平、同館館長の神代浩、プレミアムフライデー推進協議会の石塚邦雄、そして関ジャニ∞の横山裕、丸山隆平が登壇した。

 

2月24日(金)にスタートしたプレミアムフライデーは「月末金曜日は早めに仕事を終えて豊か・幸せに過ごす」という取り組みで、関ジャニ∞がナビゲーターを務める。今回のイベントは「カルチャー」に焦点をあてたもので、横山は最近触れた文化について「勉強がてら舞台を見ることも多い。非現実的な空気感から刺激を受けます」と語り、丸山は「最近映画がきっかけでミュージカルが好きになり、生の舞台も観るようになった。歌や音楽を聞きながらその当時の文化を知ることができるのも魅力」と述べた。

 

高村光太郎《手》の裏側をながめる宮田亮平・文化庁長官

高村光太郎《手》の裏側をながめる宮田亮平・文化庁長官

イベント中盤には、同館の所蔵品である高村光太郎の彫刻作品《手》がステージに登場。同館企画課長の蔵屋美香の解説のもと、手のポーズを皆で真似てみることとなった。丸山は「薬指が難しい」、横山は「とんでもない魔球投げれそうですね」と苦戦しながらも何とかポーズを完成。その後蔵屋課長は、作品について2人にいくつか質問を。「この手は男性でしょうか、女性でしょうか」と尋ねると、2人は「男性っぽい。手に筋や血管がある」と新たに発見。また「どうしてこのポーズで作品を作ろうと思ったのでしょうか」という問いに、丸山は「人の人生は簡単なものでなく、見よう見まねでできるものではない。なかなか体現できない人生を表しているのでは……なんかふわふわした答えだな」と自分でツッコミを入れながらも考えを述べた。蔵屋課長は「ポーズを真似てみると作者の気持ちも想像でき、前知識がなくてもその作品を楽しむことができる」と語り、“まずは体験してみること”を鑑賞の楽しみ方として挙げた。また宮田長官が「《手》は藝大受験の時ガラスケース越しに何度も見て模刻していた思い出の作品。今回、間近でその裏側を見ることができたのは貴重な経験」と喜ぶと、横山・丸山も一緒にその裏側を覗き込んだ。

 

同館では7月19日(水)から9月30日(土)まで「MOMAT サマーフェス」を開催。金曜・土曜は夜9時まで開館し、日によってビアガーデンや所蔵品ガイドツアーも楽しむことができる。横山はビアガーデンに興味深々の様子。丸山は「33歳になったのでそういうことを嗜むのもいいなと思い、最近絵を買いました。メンバーカラーのオレンジを基調とした絵画で、一目惚れで。購入には一晩二晩迷ったけれど、大人になったことの自覚にもなりました」と美術との関わりを述べた。

 

左:宮田亮平(文化庁長官) 右:神代浩(東京国立近代美術館館長)

左:宮田亮平(文化庁長官) 右:神代浩(東京国立近代美術館館長)

 

 

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