英国テートの傑作が集結!世界で話題の「ヌード」展が来春横浜美術館で開催

2017年07月06日 10:33 カテゴリ:最新のニュース

 

 

2016年のオーストラリアを皮切りにニュージーランド、そして2017年8月には韓国で開催が予定され、センセーショナルなテーマと多様な作品が各国で話題をよんでいる「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」が、2018年3月24日(土)から6月24日(日)まで横浜美術館に巡回することとなった。

 

今展は、世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇る英国国立美術館 テートの所蔵品を通し、19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画から現代の身体表現まで、西洋美術の200年にわたる裸体表現の歴史を紐とくもの。2016年には新館をオープンし話題のテートから、ターナー、ヘンリー・ムーア、マティス、ピカソの傑作や、ロダンの日本初公開の大理石像《接吻》が集結する。そのほかボナールらが描いた室内の親密なヌード、シュルレアリスムの裸体表現、人間の真実に肉迫するフランシス・ベーコン、そしてバークレー・L・ヘンドリックスやシンディ・シャーマンらの作品も展示。絵画、彫刻、版画、写真など約130点が並ぶ。

 

日本会場となる今展では、フランシス・ベーコンの油彩作品(東京国立近代美術館蔵、富山県美術館蔵)や横浜美術館の写真コレクションなど数点の国内作品も追加出品する。芸術家たちが永遠のテーマとして挑み続け、ときに批判や論争の対象ともなった「ヌード」が時代とともにいかに変化したのか、考える好機となるだろう。

 

 

 

 

【展覧会】ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより

【会期】2018年3月24日(土)~6月24日(日)

【会場】横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)

【休館】木曜、5月7日(月) ※ただし5月3日(木・祝)は開館 

【開館】10:00~18:00 ※入館は17:30まで

【料金】一般1,600円 大学・専門学生1,200円 中学・高校生600円 小学生以下無料 65歳以上1,500円

 

【関連リンク】「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」公式サイト

 


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