それぞれ確固とした哲学を持ちながら幅広い活動を続ける、独立美術協会会員の次世代4作家によるユニット「独立クアトロ」の2017年.verが8月、鳥取大丸にて開催される。
今回は鳥取の雄、独立会員山本親子、山本惠三(鳥取県出身)、山本雄三(鳥取県出身)に迎えられ、作風も活動地域も異なりながら、互いに刺激しあう大泉佳広(三重県出身)、佐々木里加(東京都出身)、瀬島匠(広島県出身)、髙橋雅史(大阪府出身)の4人組(=クアトロ)が、クアトロプラスとして6人となり、計25~30点を展観。
会への強い愛着と、美術団体展への問題意識を胸に、自らの活動の場をより良くするために精神的な「独立」を主張する彼らがどんなシンフォニーを奏でてくれるのか、大いに期待したい。
なお、会期中には鳥取最大のお祭り「鳥取しゃんしゃん祭り」が会場近くで開催。13日の前夜祭、14日の4,000名の踊り子による一斉傘踊り、15日の花火大会と毎年全国から20万人以上が訪れ大変なにぎわいをみせる。祭囃子と独立の気鋭作家たちが奏でる色形とが、どのように交響するのかもあわせて楽しんでほしい。
【展覧会】独立クアトロプラス―QUATTRO+―
【会期】2017年8月9日(水)~15日(火)
【会場】鳥取大丸 4Fアートギャラリー(鳥取県鳥取市今町2-151)
【TEL】0857‐25‐2111
【開廊】10:00~19:00 ※最終日は16時まで
【関連リンク】鳥取大丸