古美術から現代美術まで、美術館クラスの名品が一堂に会する「2017東美アートフェア」が、10月13日より3日間限定で開催される。
「東美アートフェア」は、日本のアートフェアの先駆けとなった東美特別展と姉妹関係にあり、古美術、近代美術、現代美術、茶道具、工芸など様々なジャンルの美術品が並ぶ。今年の出展は、約500軒の所属美術商から厳選された全102軒。日本を代表する美術商が長い時間をかけて集めてきた優品を、間近に眺め、触れ、購入することができる。
今回のテーマは、東京美術倶楽部が今年110周年を迎えたことを踏まえて「110年の伝統と信頼」に決定。東京美術倶楽部は、かつてはジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻や、作家の向田邦子、近年では村上隆ら多くの文化人も訪れた場所でもある。その伝統を示すため、今年から新しいロゴマークとビジュアルを展開。ロゴではtobiの「i」のドットを禅画の円相図をイメージした「〇」でデザインし、「無限に広がり続ける日本美術の世界」を表現した。
また10月から12月にかけて、関連イベントとして逢坂恵理子(横浜美術館館長)や馬渕明子(国立西洋美術館館長)による公開美術講座も行われる。詳しくは東京美術倶楽部公式ホームページまで。
【会期】2017年10月13日(金)~15日(日)
【会場】東京美術倶楽部 東美ミュージアム(東京都港区新橋6-19-15)
【TEL】03-3432-0191
【開場】13日=11:00〜20:00 14日=11:00〜18:00 15日=11:00〜17:00
【料金】一般1,000円 中・高・大学生800円 小学生以下・障がい者手帳持参者と付添者1名 無料
【関連リンク】東京美術倶楽部
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