【速報】モネ展が横浜美術館で開催決定!《睡蓮》から約100年、モネの新たな魅力に迫る

2017年10月06日 18:37 カテゴリ:最新のニュース

 

 

印象派を代表する画家 クロード・モネ(1840~1926)の新たな魅力に迫る展覧会が、2018年7月14日より横浜美術館で開催されることが決定した。

 

風景を見つめ描き続けたモネが、最晩年の大作《睡蓮》に着手してから約100年。今展では日本初公開作品を含む、初期から晩年までの絵画約30点を展示し、その作品の特質を「マチエール」「光」「身体性」などのキーワードから新たに捉え直す。

 

またモネの絵画のみならず、後世代の約30作家による現代アートが並ぶことも今展の大きなポイント。画面にちりばめられた色彩の鮮やかさ、うち震える描線、フレームを越えて拡張していくような画面、風景のなかに没入していく眼差し等、モネの作品にある特質を抽出し、そのエッセンスを引き継いだ作品群を紹介する。アメリカ抽象表現主義の代表的画家 マーク・ロスコやサム・フランシスをはじめ、1950年代以降の絵画を通し、「モダンアートの先駆者」と称されるモネの革新性を浮き彫りにする。また版画・写真・映像など幅広いジャンルの作品も多数展示。モネの芸術と今日のアートとの間に、時代・地域・ジャンルを超えたつながりを見出す。

 

2018年4月25日からは名古屋市美術館で先行巡回。日本では2015年に東京都美術館で「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」が開催され約76万3千人の入場者数を記録したが、今回の回顧展も大きな注目を集めることだろう。

 

主な出品作家は以下。
アルフレッド・スティーグリッツ/エドワード・スタイケン/マーク・ロスコ/ヴィレム・デ・クーニング/サム・フランシス/ロイ・リキテンスタイン/ジャン=ポール・リオペル/ジョアン・ミッチェル/アンディ・ウォーホル/ルイ・カーヌ/堂本尚郎/中西夏之/松本陽子/福田美蘭/鈴木理策/丸山直文/湯浅克俊/水野勝規 ほか

 

 

 

 

【展覧会】モネ それからの100年

【会期】2018年7月14日(土)~9月24日(月・祝)

【会場】横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)

【休館】木曜 ※ただし8月16日は開館 

【開館】10:00~18:00 ※入館は17:30まで、9月14日(金)・15日(土)は20:30まで

【料金】一般1,600円 大学・専門学生1,200円 中学・高校生600円 小学生以下無料 65歳以上1,500円

 

【先行巡回】2018年4月25日(水)〜7月1日(日) 名古屋市美術館

 

【関連リンク】「モネ それからの100年」公式サイト

 


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