アウトサイダー・アートや子どもの作品に強く惹かれ、1997年に単身渡米。2014年までニューヨークやサウスカロライナ、ハワイなどを拠点に制作を続けてきた北見明子(1972年生まれ)。四児の母となった現在は、子供たちの感性に影響を受けながら偶然性を重視した立体やコラージュを制作、日本やアメリカはもとよりイギリス、フランス、スペインなど国内外で広く発表を続けている。
東京・江古田のTATOPANIでは12年ぶりとなる今回の個展。《Toy Blocks Series》と題した、大小数百個の積み木を来場者が自由に組み合わせて楽しめる作品に、古い廃材や身の回りの廃棄物を素材とした、ユーモアと色彩感覚が光る平面作品約10点をあわせて展観する。初日5月8日の18:30からレセプションを開催。19:00より定村史朗、太田惠資、勝井祐二のヴァイオリントリオによるゲスト演奏が行われる。
北見は、11月4日に愛知県春日井市で開催される「第5回 勝川芸術祭」にも出品予定。
【展覧会】北見明子展
【会期】2018年5月8日(火)~19日(土)
【会場】TATOPANI(東京都中野区江古田4-11-2)
【TEL】080-6537-1578
【休館】日・月曜
【開館】13:00~18:00
【関連リンク】TATOPANI(個展なび)