文化庁が、創設50周年を迎える本年10月1日付で予定されている「新・文化庁」の誕生に伴い、新たなシンボルマークを募集する。
文化庁は、2001年に成立・施行された「文化芸術振興基本法」を受けて、翌2002年に制定されたシンボルマークをこれまで使用してきた。昨年6月に「文化芸術振興基本法」が改正、名称も「文化芸術基本法」と改められ、新たな文化芸術基本法のもと文化芸術の本質的価値及び社会的・経済的価値の追求を通じた「文化芸術立国」の実現を目指すにあたって、新たなシンボルマークを制定し、国内外に我が国の文化政策を強くアピールするとともに、多くの人々に親しまれる文化庁を目指す。応募概要は以下。
【応募資格】
特に無し
【締切】
2018年6月13日(水)17:00
【応募作品】
(1)デザインイメージ
①新・文化庁、文化庁の新生を表現するデザインであること。
②文化芸術推進基本計画(第1期)に掲げられた「文化芸術の『多様な価値』を活かして未来をつくる」とのメッセージが込められたデザインであること。
(2)新たなシンボルマークは「シンボル」と「庁名ロゴタイプ」から成る。シンボルマークパターンは以下の7パターンを想定し,全てのパターンを提出すること。
・「和文」の横配置と縦配置と縦書き
・「和文」+「英文」の横配置と縦配置
・「英文」の横配置と縦配置
(3)「和文」の庁名は『文化庁』、「英文」の庁名は『Agency for Cultural Affairs,Government of Japan』とする。
(4)「和文」については、下記の『文化庁』の文字データ(揮毫:宮田文化庁長官)を使用して「シンボル」を作成すること。ただし、「英文」については、「シンボル」と「庁名ロゴタイプ」セットで作成すること。
【応募方法】
メールにて(詳細は募集要項を参照のこと)
【審査方法】
専門家による選定審査を行った後、一般からの意見を参考にし、文化庁全職員が決定。
【表彰】
採用作品の作者には文化庁長官から感謝状の贈呈を予定。加えて作品の対価として50万円。
【採用作品の発表】
2018(平成30)年9月30日、文化庁50周年式典にて
【関連ページ】文化庁「文化庁 新・シンボルマークの募集」