次世代を担う若手作家のための公募展「シェル美術賞2018」(主催:昭和シェル石油株式会社)の作品募集が、7月1日より開始された。今回は昨年に引き続き、5名の審査員が審査を担うととともに、「学生支援企画」として①学生特別賞、②出品料の割引、③展覧会入場無料を実施する。
審査員は島 敦彦(金沢21世紀美術館館長)、新藤 淳(国立西洋美術館研究員)、中井康之(国立国際美術館副館長)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、大坂秩加(アーティスト)。グランプリ(1点)は賞金100万円、ほか審査員賞(各30万円)など各賞が設けられ、展覧会会期中の来場者投票によりオーディエンス賞が決定される。受賞・入選作品展は2018年12月12日から24日まで国立新美術館で開催。募集の概要は以下。
【応募資格】日本在住、40歳以下(2018年3月31日時点)
【募集作品】S100号(162.0×162.0cm)以内の平面作品で2016年以降に制作された新作。作品の厚さ、重量は15cm、30kgまで。
【出品申込期間】 2018年7月1日(日)~8月31日(金)必着
【出品料】 1点7,000(6,000)円、2点11,000(9,000)円、3点14,000(11,000)円
※1人3点まで
※専門学校・大学・大学院生は括弧内の割引料金(高校生無料、ただし出品は1人1点まで)
【応募方法】
出品料を振込のうえ、申込書類を定形・定形外郵便、レターパック・ゆうパックでシェル美術賞事務局まで郵送。※応募要項ダウンロードはこちら→「シェル美術賞2018」応募要項ダウンロード
【賞・賞金】
グランプリ(1点):賞金100万円
審査員賞(5点):賞金各30万円
学生特別賞(1~2点):賞金各10万円
入選:約46点
オーディエンス賞(1点):賞状
【審査員(50音順、敬称略)】
◆ 「シェル美術賞 レジデンス支援プログラム」をスタート ◆
また、若手作家の継続的な支援をさらに充実するため、新たに過去の受賞・入選作家を対象とした「シェル美術賞 レジデンス支援プログラム」をスタートさせる。今回は1名を対象に、フランス・パリのレジデンス施設「シテ・アンテルナショナル・デ・ザール」での2カ月間の制作活動を支援。現在対象者の選考が進められており、7月初旬に支援作家が発表される。