若手作家の登竜門として2年に1度、過去5回にわたり開催された公募展「青木繁記念大賞西日本美術展」が、「青木繁記念大賞ビエンナーレ」として再スタートを切る。これまでの趣旨を継承しつつ、出品料の改定や「奨励賞」の増枠および「オーディエンス賞」の新設により、作家の創作を奨励するとともに、さらなる芸術の振興を目指す。
今回は国内在住者を対象に未発表の洋画(油彩・水彩・版画など)を募集。出品は1人2点までで、出品料は1点目8,000円、2点目5,000円(40歳以下1点目3,000円、2点目2,000円、事務手数料別途)。応募申込期間は2019年4月1日(月)~30日(火)必着。ウェブもしくは郵送、FAXにて応募のこと。
審査員は画家の遠藤彰子、絹谷幸二、中山忠彦、美術評論家の福永治、安永幸一の5氏。2019年5月18日(土)・19日(日)の作品搬入ののち審査会が開かれ、大賞(1点・副賞200万円)、石橋財団賞(1点・副賞100万円)ほか各賞が決定される。なお奨励賞(副賞5万円)は5点から10点に、新設のオーディエンス賞には副賞として地元特産品5万円相当が贈られる。募集概要は以下。
【応募資格】
日本国内在住者
【作品規格】
1)本人制作の洋画(油彩・水彩・版画など)
2)公募展などで未発表の作品(学生の卒業制作は可)
3)大きさはM30号(90.9×60.6cm)以上、S100号(162.1×162.1cm)以内
4)重量は額縁を含め50kg程度まで
5)作品保護のため必ず額装(仮額可。アクリル可。但しガラス不可。額装のない未乾燥の作品は不可。)
【応募期間】
2019年4月1日(月)~30日(火)
【出品料】
1点目 8,000円/2点目 5,000円
40歳以下:1点目3,000円/2点目2,000円
※2019年3月31日現在で40歳以下が対象
※事務手数料別途
【審査員】※50音順、敬称略
・遠藤彰子(画家)
・絹谷幸二(画家)
・中山忠彦(画家)
・福永治(美術評論家)
・安永幸一(美術評論家)
【賞】
・大賞 =1点・副賞200万円
・石橋財団賞 =1点・副賞100万円
・西日本新聞社新人賞 =1点・50万円
・特別賞(テレビ西日本賞) =1点・30万円
・特別賞(わだつみ賞) =1点・20万円
・優秀賞 =4点・副賞10万円
・奨励賞 =約10点・副賞5万円
・オーディエンス賞 =1点・副賞 地元特産品5万円相当
・入選約 =約70点・副賞 入選証
※「西日本新聞社新人賞」および「奨励賞」の対象年齢は、2019年3月31日現在で40歳以下の者とする
【入賞・入選作品展】
2019年6月29日(土)~7月28日(日) 久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015番地)
【問合せ】
青木繁記念大賞ビエンナーレ実行委員会事務局
TEL:0942-31-8710 FAX:0942-39-7837
【関連リンク】青木繁記念大賞ビエンナーレ