1930年11月1日、独立美術協会結成の日より。場所は日比谷・山水楼。
前列右から鈴木亜夫、高畠達四郎、中山巍、林重義、伊藤廉、児島善三郎、小島善太郎、鈴木保徳。
後列右から三岸好太郎、川口軌外、林武、里見勝蔵、清水登之。
この13名にパリ在住であった福沢一郎が後日参加。14名の創立会員によってその歴史は始まる。
(写真提供:山内滋夫氏)
美術団体「独立美術協会」が第80回展を迎え、特集ページをオープンしました。
「新美術新聞」2012年10月11日号に掲載された80回展に寄せた小論(執筆・宝木範義氏)と、林敬二、奥谷博、絹谷幸二、桜井寛、大津英敏、福島瑞穂、馬越陽子、松樹路人の各作家による出品作を掲載。さらに、今井信吾、齋藤研の両会員によるエッセイを収録しています。
また、10年前、2002年に70回記念展を迎えた折、「新美術新聞」紙上で行われた座談会を再録。
日本において、近代以降の洋画をけん引し、数々の作家が活躍してきた80年の歴史。そして、現在、独立美術協会を支える作家たちのこの10年をふり返り、第80回記念展を心待ちにしていただけたらと思います。
【記事】
第80回記念独立展
【会期】 2012年10月17日(水)~29日(月)
【会場】 国立新美術館(東京都港区六本木7―22―2)
☎03-6812-9921(会期中のみ)
【休館】 10月23日(火) 【開館時間】 10:00~18:00(金曜のみ20:00まで、最終日は15:00閉会。入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般700円 全ての学生、生徒、障害者と介助者、75歳以上は無料
【関連リンク】 独立美術協会公式ホームページ
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